2019年2月11日月曜日

古の伝統派ブラウザNetscape Navigator

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、昔からネットをやっている人には懐かしいお話をします。
逆に、最近ネットをし始めた方の場合、過去にこんなのもあったんだ、くらいの感覚でご覧ください。

Netscape Navigator(ネットスケープ ナビゲーター)とは

ネットスケープコミュニケーションズが開発していたウェブブラウザ。
Netscapeという名のつくウェブブラウザは複数存在しますが、
主に昔(1990年代)に存在した初期のNetscape Navigatorのこと(バージョン1から4)を
昔からのユーザーはNetscape Navigator(通称ネスケ、もしくはNN)と呼ばれています。


こちら、以下は、
Netscape Navigatorと名づけられていた内の歴史です。
(その後に、名称が変更していますので、今回はNetscape Navigatorに関してだけ)


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最初のリリースは1994年。

この年にベータ版として公開され、同年の暮れには、修正を経た1.0が公開されていた。

当初はシェアウェアとして販売され、非常に人気を博し、ネットスケープコミュニケーションズのIPOなどの基盤となる。
当初は「Mozilla」という名前でリリースされる予定だったが、マーケティングの理由により、「Netscape」に変更。
ただし、コードネームは「Mozilla」のままであり、「Netscapeと書いてMozillaと読む」などといわれた。


1995年には、クッキーやフレーム、JavaScriptなど独自の拡張を多く備えたバージョン2.0がリリースされる。

当初、JavaScriptは「LiveScript」という名称であったが、サン・マイクロシステムズと提携して「JavaScript」という名称に変更している。


1996年には、バージョン3.0をリリース。

このバージョンは、「Standard Edition」と「Gold Edition」にわかれ、後者は電子メールクライアントとWYSIWYGのHTMLエディタを備えていた。
このころには、利用者シェアが70%にまで達していた。

ところが、このころになると、しばらく前から開発されていたマイクロソフトのInternet Explorerが機能を強化し、
ブラウザ戦争と呼ばれるシェアの争奪戦が始まる。
時を同じくしてブラウザの将来性を見越した当時のAOL(現在のタイム・ワーナー)が
ネットスケープコミュニケーションズ買収を行い、現在も傘下に当たる。


1997年には、バージョン4.0をリリース。

JavaScriptの大幅な機能強化を経るなど、
ブラウザとしての機能は高くなっていったが、
一方でバグや普及し始めていたCSSの解釈ミスといった機能面の弱さなどの要因により勢力を高めつつあったInternet Explorerとの競争に徐々に敗れていくようになる。実際、オープンソースになる前の1998年初頭には57%にまで落ち込んだ。

Internet Explorerがブラウザ戦争に勝った理由として、

同社のPC販売網への不当な圧力(確定ではない)により同ソフトをオペレーティングシステムに抱き合わせたことや、
Windows98以降、同ソフトがOSのシェルに統合されたために、
PCを導入してすぐに使える(プリインストールされている)ため、
他のブラウザソフトを新たに導入する機会自体が減ったことも大きい。

さらに1997年にアップルコンピュータがマイクロソフトと資本提携した為、
Mac OS 8.5以降ではこちらが標準となった(Mac OS X v10.2まで)。

また、Webサイトを作成する側でも、レンダリングの違いから、Webサイトの製作コストを引き上げる要因でもあった。

この為、管理コストを考えずに安価なWebサイトを欲するWebマスターの中には
バージョン4の頃にはWebサイトを設置しても、
見る側が1割程度であればコストを掛けてNetscapeNavigatorに合わせる必要がないと判断したWebマスターも相当数存在したため、
NetscapeNavigatorでは意図通りの表示の出来ないWebページが続出しシェアを下げる要因の一つともなった。

1998年1月22日には、Netscape Navigator ブラウザと Netscape Communicator Standard Editionの無償化を発表し、
また、バージョン4ながら、大幅な機能強化を行ったバージョン4.5を10月19日に発表するが、シェアの巻き返しからは程遠かった。

同年、ネットスケープコミュニケーションズは大きな決断をする。

それは、Netscapeのバージョン5.0に相当するソースコードを公開し、
ライセンスを付け、オープンソースソフトウェアとして開発するというものだった。
これは、勢力を広げつつあったLinuxなどのオープンソースソフトウェアに影響を受けたもので、
プロジェクト名は「Mozilla」と呼ばれるようになり、開発は「Mozilla Organization」という非営利のグループで行われることとなった。
その後、1998年暮れにネットスケープコミュニケーションズはAOLに買収されることになるが、プロジェクト自体は続行されることになった。

バージョン4.0のものは、細かなバージョンアップをするが、2002年に、4.8をリリースして以来開発を停止している。
また、このバージョンにオープンソースになったコードは使われていない。

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(wikipedia参照)

ネット黎明期には大活躍していた、今となって幻のブラウザでした。

今更入手・利用するようなことはないでしょうけど、一応こんなものもあったよ、くらいの知識として紹介しておきます。


こうちゃん

2019年1月5日土曜日

レンダリングエンジンとは・Tridentについて

こんばんは、こうちゃんです。

ちょっと前回「ブラウザとは」を解説したのですが、
その内で、今後各種ブラウザの紹介をする際に、
ブラウザの個性を決定づける部分で、
画面描画機能の差も大きいため、
今回はちょっと単語の説明で、
「レンダリングエンジンとは」を語っておこうと思います。


レンダリングエンジンとは、

ブラウザの中に搭載されている機能で、
ウェブサイトを閲覧する際に、サーバーから取得してきたファイル内容を、
ある規則・法則に従いユーザーに見えるように描画する機能です。

本来国際的にも基準・標準が定められているWEBの世界においても、
このレンダリングエンジンが、WEBサイトのソースをどう解釈するかで、
画面の表示のされ方が異なることはよくあります。

定番ブラウザのIEなどに使用される
trident

FireFoxを中心に使用される
Gecko

Safariに使われる
webkit

のように、定番ブラウザの世界でも数種類あります。
これらのレンダリングエンジンの差が、
実際に、あるホームページを見た時に、このブラウザと、あのブラウザでは、
開いた時の見栄えが違う、のような現象を引き起こします。

特に近年、スタイルシートが飛躍的な進化を遂げているのと、
Javascriptの高度な利用が多くなってしまっているため、
ブラウザ依存、と言われる、あるブラウザでのみ動くサイト、
のようなものも多くなってしまっています。
(ここらの事情が開発者泣かせです)


この搭載レンダリングエンジンによりブラウザはかなり特徴づけられますので、
今後ブラウザの紹介・解説する際には記録するようにします。


そして、まずはレンダリングエンジンの内で、
Tridentの解説をば。

Trident (トライデント)は Internet Explorer に搭載されている HTML レンダリング エンジンの名称で、
ライブラリ ファイルの名称から MSHTML とも呼ばれている。

Internet Explorer 4.0 より導入されたもので、
Windows 向けではアップデートを重ねているが、
Macintosh 向けの Internet Explorer for Mac は次のバージョンの 5.0 で Tasman に置き換えられた。
Internet Explorer 7 とそれ以降に含まれるバージョンではウェブ標準に準拠するように開発されている。

Trident はソフトウェア開発者が自分のソフトウェアにウェブ ブラウズ機能を容易に追加できるよう、
ソフトウェア コンポーネントとして設計されている。

Trident ではウェブ アクセスと編集のための COM インターフェイスが提供されている。
例えば、Trident のウェブ ブラウザ コントロールを使用してウェブ ページを表示したり、
表示中の各要素の値を取得・変更したり、
表示したウェブ ページ上で発生したイベントを取得したりといった機能を組み込むことができる。

Trident の機能は mshtml.dll というライブラリとリンクすることによって利用可能であり、
C++ や .NET といった COM をサポートする処理系から扱うことができる。

(参照 wikipedia)

とのことです。

現在では、
IE(Internet Explorer)で用いられている他、
Sleipnir や Lunascape といった各種ブラウザのレンダリングエンジンに採用されている他、
Windows に含まれる Windows Media Player などのアプリケーションの
インターネット対応にも使用されている、といった状況です。



こうちゃん